ADHDの人は、うつ病を併発しやすいです。


以下の様な症状がある場合は要注意です。

・気分が落ち込む 
・やる気が起こらない 
・疲労感や不安感がある 
・夜、眠れない 
・朝、早く目が覚める
・ジッとしていられなくなる 
・イライラして思ったことを言ってしまう 
・胸が苦しくて我慢できない 
・呼吸が苦しくなる 
・意識がもうろうとする 
・頭痛や肩こりを感じる 

・いつも不安や緊張を感じている
・計画を立ててもやり遂げられない
・くよくよしてしまう
・変化を嫌う
・人の発言を誤解してしまう
・気分や生活パターンがコロコロ変わってしまう
・パニック発作を起こしてしまう

また、これらの症状が朝方はひどく、夕方から夜にかけては軽くなるといった日内変動もしばし見られます。



ADHDとうつ病の違いについて



ADHDは発達障害の一つで、生まれつきの先天的な障害です。うつ病は後天的な病気、どんな体験をしたか、経験をしてきたか、など対人関係や環境的なものが原因となって発症する心の病気です。

ADHDの症状は、不注意・衝動性・多動性によるもので、忘れ物が多い、落ち着きがない、順番を待てない、すぐに感情的な行動に出る、などです。うつ病は、落ち込む、やる気がでない、身体がだるい、頭痛がするなどです。


ADHDとうつ病は全く異なる病気である事が明らかです。



ADHDは社会での人間関係に行き詰まりうつ病を合併する?



ADHDの人は、就職した後も、他人との交流が苦手なために、先輩に仕事を教えてもらえず、仕事が続けられない事があります。会社組織の中で上手に適応していく事が困難によりストレスを抱えて、うつ病になっていきます。

ただし、コンピューターのプログラマーなど特定の職種の人は、コミュニケーション能力をあまり必要とされず、ただ地道に黙々と仕事をすれば成果をあげられるので、このような業種の仕事のADHDの人は、人間関係に悩むこともないので、うつ病にはなりにくいです。


ADHDの人が、うつ病になる原因


ADHDの人は、学校や会社で失敗を繰り返し、教師や職場の上司に叱られ、自分に劣等感を抱き、自尊心が低くなり、うつ病を併発する可能性があります。

・普通の人と同じようにできない。
・われた通りの仕事ができない。
・何度も同じミスを繰り返す。

などADHDの人は、普通の人と同じ様に仕事もできなければ、学校での生活も普通に送る事ができません。その為、失敗体験を何度も繰り返しがちで、何度も何度も過ちを反復するうちにどんどん自尊心が失われてしまいます。


ADHDの障害を抱えているがゆえに起こる問題のすべてを自分の責任だと痛感してしまい、自分を責め続けることによってな劣等感に苛まれて、うつ病や不安障害といった心の病を発症してしまうことが多いのです。

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ADHDの人がうつ病になるとどうなる?



うつ病になると気分の落ち込み、あらゆる事への興味の喪失、やる気の低下などがみられ、それを放置すれば自分の部屋に引きこもりがちになってしまう可能性があります。

ADHDの人自身は、うつ病になっていたとしても、本人は全く気付いておりませんので、周囲が悟ってあげる必要があります。以前よりも出来ない事が増える事によって、より一層自分に対して劣等感を感じてしまい、症状を悪化させてしまいますので、早い段階で精神神経科や心療内科などの医療機関で診察・治療を受けさせる事が大切です。


ADHDの人がうつ病にならない為の対策



ADHDの人はいくら努力してもできないものはできません。ですから、できないのは頑張りが足りないからではなくて、ADHDだからできないのだと理解することで楽になれます。

ADHDは、本人の努力や性格、育ち方の問題であると誤解されやすい障害です。事実上、ADHDは脳機能に起因する障害であって、落ち着きがなかったり、注意力や集中力が散漫なのは、本人の気持ちとは関係がありません。

頑張っていないからできないのではなくて、頑張っても上手くいかないという事が本人も周囲も予め理解されていれば自分を責める必要もなく周囲も責め立てる事もなく、職場でも学校でも居やすい環境となります。