・約束を守れない


約束したことをなかなか守れないのが、ADHDです。

誰でも、うっかり約束を忘れてしまう事はありますが、
それが、仕事に関わる大切な約束や数日前に自分からした約束を
すっかり忘れてしまう場合は、問題です。


これが繰り返されると、周囲の人は「仕方がない」と諦められてしまいます。



★約束を守れない対策は?



約束することは少なく絞り、あくまで守りきらせることが大切です。

守れたらご褒美を、破ったら罰仕事をさせる、など予め明確に
決めておくのも重要です。



・思ったことをすぐ口に出してしまう



ADHDは、思った事がすぐ口に出てしまいます。

無意識に言わなくてもいい事を言ってしまったり、
下手に他人をてしまって相手にダメージを与えてしまいます。

言われた相手からすれば「何あの人?」「感じ悪い」
「向こう行こ」って感じになってしまい敬遠されてしまいます。

言わなくていい余計なことを口走るあまり、
嫌われたりするので、損をしています。


★思ったことをすぐ言ってしまう対策は?



ADHD思ったことをすぐに口に出してしまう傾向があるので、
発言の内容やタイミングには注意が必要です。

周囲の人から見ると、よく考えないで発言していると感じられ、
理解してもらえないので、一歩立ち止まって言うべきか
言わないべきか慎重に考える必要があります。

激しい感情の勢いで、思ったことをついバーッと全部口に
出してしまうことがありますが、後々になって後悔することも
多いので、思ったことを口に出してしまう前に、
ちょっと立ち止まって考えましょう。


・落ち着かない



ADHDは、じっとするのが苦手で、落ち着きがなく、とにかくせっかちです。

・行列のできる場所ではイライラして順番が待てないで途中で列を離脱する。
・意味もなく何故かウロウロ歩き回ったりして、じっとしていられない。
・座ってもじっとしてなくて、足を組み直したり姿勢を変えたり落ち着きがない。
・常にキョロキョロしたり、貧乏ゆすりをしたり、指で何かをコツコツ叩いて音を立てたりする。

・テレビのチャンネルをコロコロかえる。
・エレベーターのドア閉めのボタンを連射する。
・自動販売機のボタンを連射する。
・ボタンは一回押せばいいのに何故か何度も押して連射してしまう。

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周囲の人がみると子供っぽく、常に我慢することができない
忍耐力のない人にみられてしまいます。


しかし、本人は落ち着きがないことを自覚していません。
明らかに落ち着かない行動を取っているのに、それを分かっていないので、
周囲の人とズレが生じています。


★落ち着かせるための対策は?



落ち着いたらそのことをほめ、「次はこうしてみたらどうかな」
と代わりになる行動を示し、その成功を期待してあげましょう。

落ち着かない行動を無視して、しばらく待って、
落ち着く行動をし始めたら、すかさずほめます。

落ち着かないときに、叱ることは反抗を刺激するだけで、
好ましい行動を導くことにはつながりません。


・仕事などでケアレスミスをする



ADHDは、ケアレスミスが非常に多です。
「おっちょこちょい」「うっかり者」「そそっかしい」とみなされがちです。

不注意で人の話をよく聞いていなかったり、聞いていてもすぐ忘れたりするので、
聞き間違いや書き間違い、忘れ物などのうっかりミスが多く、失敗を繰り返します。


★ケアレスミスの対策



毎日の業務をルーチン化することです。

決めたやり方を、手順として書き残しましょう。
決めたやり方を決めた時間に行い、くり返しながら習慣化しましょう。

ケアレスミスは仕事をするための脳の記憶・思考容量の不足が原因です。


本人が正しく考慮していたことに対しても脳の容量不足により
正しく処理されず、また記憶量も小さく情報の取りこぼしがあるため、
仕事にアラが目立ちます。

新しいことを行おうとするとまた一から脳が計画・算段・
働かなければならないため、あっという間に容量不足になり同じミスを繰り返します。

そのため、毎日同じ事を行う場合は「作業をルーティン化」して、
脳の負担を減らす(考えずに行動のみ行えば良い状態にする)ことが大切です。